月でたんじょうパーティーをひらいたら
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月でたんじょうパーティーをひらいたら
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刊行:2019年11月
文:ジョイス・ラパン, 絵:シモーナ・チェッカレッリ, 訳:原田勝, 監修:縣秀彦
定価:1,600円+税
ISBN978-4-86702-020-3
対象年齢:小学校低学年から
ページ:33P
28.2×22.3cm月でたんじょうパーティーをひらいたら、どんなに素敵だろう!
友だちと一緒にロケットに乗って出かければ、3日で月に到着。その間、ロケットの中ではふわふわ浮いて遊んじゃおう。月で野球をしたら、ボールは6倍遠くまで飛んでいく。月の1日は地球の30日分もあるから、ながーいたんじょうびを過ごせるよ。
もしも、月で過ごしたらどんな風になるのか、科学的な知見から描いたユニークな絵本。四角い枠の中には解説コラム、巻末には用語集がついています。
◉第32回読書感想画中央コンクール指定図書 小学校高校学年
*著者について
文:ジョイス・ラパン(Joyce Lapin)
作家。子どもの頃より天文学についての本を読んだり、学んだりしてきた。広告のコピーライターを経て、作家となる。本作が、彼女の最初の子ども向けの著作。アメリカ、コネチカット州在住。絵:シモーナ・チェッカレッリ(Simona Ceccarelli)
イラストレーター。イタリア生まれ。最初はドイツ、スイスにて科学を学び、リサーチ・サイエンティストとして、各国で仕事をしてきたが、米国サンフランシスコにあるアカデミー・オブ・アートにてビジュアルディベロップメントを学び、修士号をとった。2011年より雑誌、広告、科学教育の分野で、イラストレーションやアニメーションを手がけ、クリエイティブ・ディレクターとして活躍。現在は夫と二人の子どもとともにスイスのバーゼル在住。訳:原田 勝(はらだ まさる)
翻訳家。1957年生まれ。絵本から児童書・YA作品まで、幅広く翻訳を手がける。『ハーレムの闘う本屋』(あすなろ書房)にてJBBY賞(翻訳作品部門)を受賞。訳書に『弟の戦争』『星の使者ーガリレオ・ガリレイ』(徳間書店)、『ペーパーボーイ』『夢見る人』(岩波書店)、『世界の子どもの?に答える 30秒でわかる宇宙』(三省堂)、『夜のあいだに』(ゴブリン書房)など多数。埼玉県在住。監修:縣 秀彦(あがた ひでひこ)
天文学者。1961年長野県生まれ。東京大学附属中高教諭などを経て自然科学研究機構国立天文台准教授・普及室長として広報、教育などを担当。宙ツーリズム推進協議会代表。NHK高校講座、ラジオ深夜便への出演など幅広く活動し、編・著書も多数。『日本の星空ツーリズム』(緑書房)、『図説 一冊でわかる!最新宇宙論』(Gakken)など。