チョコレートの王さま

チョコレートの王さま

2024年3月30日

文:マイケル・レーベンサール 絵:ラウラ・カタラン 訳:宮坂宏美

定価:1,870円(本体1,700円+税)

ISBN978-4-86702-084-5 C8797
対象:小学校低学年から
ページ数:36ページ
サイズ:22.4×25.4cm
 

おじいちゃんが作るチョコレートは最高! 史実をもとにしたゆかいな絵本

バンジャマンは、おじいちゃんのようなチョコレート作りの名人になりたいと思っています。

なにせ、おじいちゃんはスペインにいたときには「チョコレートの王さま」と呼ばれていたのですから。

でも、国を追われてフランスに住むようになったら、周りの人たちは、

「どろみたい」「まずそう」と言って、全くホットチョコレートを飲んでくれません。

どうしたらいいのでしょう?

 

巻末には、チョコレートが世界に広まるまでの歴史と、カカオからチョコレートができる工程、

スペインの伝統的なホットチョコレートのレシピを掲載。

 

<作家・画家・訳者紹介>

マイケル・レーベンサール  Michael Leventhal

出版社「グリーン・ビーン・ブックス」の発行人。『チョコレートの王さま』は自身がはじめて手がけた児童書で、PJライブラリー作家奨励賞を受賞した。ユダヤ料理のチャリティーフェスティバル「ゲフィルテフェスト」の創設者、および『Jews in Britain』の共著者でもある。また、チョコレートをたくさん食べ、チョコレートをつかったレシピを『Babka, Boulou & Blintzes』にまとめている。 https://michaelleventhal.co.uk/

 

ラウラ・カタラン Laura Catala´n

スペインの子どもの本のイラストレーター。現在はバルセロナを拠点に活動している。人類学を学んだのち、バルセロナのサン・リュック美術協会で数年にわたり線画のレッスンとイラストレーションのコースに参加。その後、プロのイラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。以来、スペイン、イギリス、アメリカの版元から数多くの教材、児童書、絵本を刊行している。 http://lauracatalan.com/

 

宮坂宏美 みやさかひろみ 

翻訳家。弘前大学人文学部卒業。訳書に「ジュディ・モードとなかまたち」シリーズ(小峰書店)、『ぼくのじゃがいも』(こぐま社)、『エヴィーのひみつと消えた動物たち』(ほるぷ出版)、『きみにもできる!よりよい世界のつくりかた』(あかつき教育図書)など。宮城県出身、東京都在住。

 

拡大して内容を見る

テキストのコピーはできません。